REPORTS

現場レポート

2019.02.09

箭浪様邸 柱頭柱脚金物

先週、耐力壁の設置も終わりそれに伴って耐力壁の上部と下部に取付く金物の検査を行いました。図面通りに取付いており問題ありませんでした。写真の金物はHD(ホールダウン)と言って基礎から直接ボルトにて接合します。15kNは引抜き耐力=約1.5tまで対応できます。耐力壁を強くしても金物が適切に入っていないと地震等が発生した場合に傾いたり損傷の原因になります。構造計算書の数値だけみて取付けるのではなく、建物の形状及び重量等を考えていままでの経験値から私の判断で選定しています。現在住宅等は4号建築物として特例物件になり、確認申請機関がチェックすることなく設計者の判断により審査が行われます。住宅におけるトラブルの原因も耐震性の項目が多々あります。ほとんどは木材加工工場(プレカット工場)で簡易的に算定した数値を利用し意匠設計者では判断できることは少ないです。金物が適切に選定できる構造技術者が関与することは必須になるのではないかと思います。