REPORTS

現場レポート

2019.01.27

箭浪様邸 構造材-2

材料納入の際に、もう一点確認しました。写真の柱材に取付いている金物です。金物工法といって在来工法と異なる施工を行います。在来工法は柱材にホゾ(穴)を空けて梁を取付けるため、断面欠損といって名前の通り材料が欠損しますので接合部が脆くなりやすくなります。建物すべてに採用するとコストが上がるため、適材適所に使用しています。写真の金物は建物の角部や隅部に使用します。TV等で実際の建物を振動実験をよく見ますが、地震等で建物がまず損傷を受ける場合は建物の角(入隅や出隅)からになり、その原因は断面欠損によるのもだと理論づけられています。上記の金物は柱材の断面欠損がほぼ無いので損傷や割れ等は発生しにくくなります。建物の資産価値も内部の断熱性能等だけではなく、構造材の種類、仕様によっても資産価値は上がります。2階建て以下の住宅で構造計算は必要ありませんが、実際にこういった構造計算を行うことも資産価値を高める要素となります。